自分が「強迫性障害」というものだったんじゃないか、と最近になって気づき始めたので今日はその話を。
こういう話が苦手な方は画面を閉じてください〜。
また、病院に行って診断されたわけではなく、いくつかの記事を見て「あ、これっぽいな…」と感じただけの話なので専門的な話は一切ありません。
強迫性障害って?
強迫性障害とは、強い不安やこだわりによって日常に支障がでてきてしまう病気だそうです。
強い不安やこだわりからくる思考を強迫観念、その強迫観念を振り払うために行ってしまう行為を強迫行為といいます。
その具体的な例として
出かけるときに火の元や鍵の確認を何度もしてしまう(確認行為)、手を洗っても洗っても気になって洗い直してしまう(不潔恐怖)、車の運転中にガタンッと音がして、人を轢いてしまったんじゃないかと不安になりきた道を戻ってしまう(加害恐怖)などいくつかの種類がでてきました。
1番目の例で言えば、外出時に何度も確認をしたにも関わらず鍵をかけたっけ?と不安になってしまう=強迫観念、その不安が拭いきれずガチャガチャと何度もドアノブを回してしまう、またはすでに出発したにも関わらず家に戻ってしまう=強迫行為 ということですね。
戸締まりができているか心配になってしまう、また確認してしまう、というのは誰でもあることだと思いますが、この強迫性障害の場合はそれが繰り返され生活にも支障がでてしまうことがあるそうです。
気づいたきっかけ
私自身はプライベートではこういった症状はないのですが、仕事に関することに限りものすごい不安に襲われてしまうことに最近気が付き始めました…。
私の仕事ではジュエリーの取り扱いをしているので、一生に一度のブライダルリングや大切な記念日に買ってくださったネックレスなど、お客様の思いの込もったものが多いです。
オーダーで作った商品や修理でお預かりした商品などが仕上がってきたときには間違いがないよう検品をします。
検品は主にリングの場合はデザインやサイズ、内側の刻印等を注文内容と照らし合わせチェックしていくのですが、その検品に日に日に時間がかかるようになってしまいました。
確認した印をつけているにも関わらず、「さっき本当に見てたかな?」と心配になってしまい、その確認行為が4回、5回と繰り返され、ジュエリーケースに収納した後もまたリングを取り出して確認、気が済んでケースの蓋を閉じたあとは、本当にしまったかな?と気になってしまい、またケースの蓋を開けてリングが入っていることを確認、そのついでだからとまた刻印の内容を確認…さすがにここまで繰り返し、大丈夫だろうと安心して検品を終わらせる…。
ここ数年はこういった不安感が拭いきれず、商品の検品時に限らず同じような確認行為を何度も繰り返してしまいます。
この確認をする理由というのはすべてミスをしたくない、という気持ちからくるもの。
もともと心配性な性格にプラスされここまでひどくなった原因はいくつか考えられていて、
1.店舗責任者という立場にたったこと
2.忙しい店舗に異動になったこと
3.店舗全体のミスの件数が増えたこと
1.責任者になったことで、お店のミスは自分の管理ミスであるという意識が芽生え、より緊張感も持って取り組むようになった。それに伴い心配性に磨きがかかった
2.忙しい店舗に異動になる=承る件数の増加と比例してミスが増えた
3.スタッフの人数も増えることで全員を細かくチェックできず、ミスに気が付けないことが増えた
こんなところかな〜と思っています。
せっかく楽しみにしてくれていたお客様へ迷惑をかけてしまう、そしてその謝罪をしなくてはいけない、上からも注意を受ける…。
と、1つのミスがあるとものすご〜く落ち込んでしまいます。
そんな「もしも間違っていたら・・・」という強迫観念が、繰り返される強迫行為につながっているんだと思います。
そしてこのコロナウイルスによる休業期間にその恐怖心が更に悪化し始めたのです!!本当につらい〜〜
自宅待機なのでゆっくりするために休みじゃないですが、家にいても落ち着かないしなんなら仕事があったときよりも仕事のことを考えないといけない…。
お店がやっていない=不安になってもすぐに確認しにいくことができない、そして何かあったときにお客様から連絡を受けることができない=ミスは許されない!!
(もちろんどんな時でもそもそもミスは絶対にあってはならないという気持ちで臨んでいます)
考えれば考えるほど不安になってしまい、この1ヶ月は動悸が激しかったり夜寝付けなかったりすることが増えてしまいました…
せっかくのお休みでも全然気持ちは落ち着きません…。
そして、初めて「あ、これってもしかしてちょっといきすぎてるんじゃ・・」って思って詳しく調べるうちに「強迫性障害」の疑いが出てきたのです。
今思うと小学生くらいの頃にこの症状でてたんですよね。
・翌日の時間割を見て必要な教科書をランドセルに入れたのに何度も確認してしまう
・自分が言った言葉で友達を傷つけたんじゃないかと思って、会話の内容を繰り返し思い出そうとしてしまう
など。
小学生の頃は周りの目をすごく気にしてしまうタイプだったのですが、高学年〜中学生くらいになるにつれ、ものすごく性格が明るくなり、自分に自信が持てるようになってからこの症状はなくなりました。
今、大人になってからはまた元々のネガティブな性格が大きくでてきてしまったので、ここが根本的な原因なのかもしれません。
今すぐできる改善策
でも、調べていくうちにいくつか改善策がでてきたので、できることから少しずつ実践してみようかな〜と思っています。
一番は病院にいくことだと思っているのですが、まずはできる限り自力で直していきたいです。
1.確認行為を繰り返さない
これ、すっごく難しいと思うんですが…。
確認行為は、2回までだと安心感が増すそうですがそこから更に繰り返しても、上がることはないそうです。
2回目に得た安心感のピークを超えることがないため、いつまでも不安な気持ちが残ることに…。
そのため、確認は2回(せめて3回)まで!!
確認したい気持ちを我慢することで徐々に不安な気持ちが減るんだとか。
2.漢方に頼る
いろいろ調べてみて、病院で漢方を処方されることがあるそうなので、ドラッグストアで買えるクラシエの漢方を買ってみました。
個人的に漢方あんまり効いたことがないのですが…\(^o^)/
心を落ち着かせる作用のある桂枝加竜骨牡蛎湯というものを飲んで、様子を見たいと思ってます。
本当はこれ以上悪化する前に仕事辞めるべきなんじゃないかな〜と思うのですが、まあ辞めようと思えばいつでも辞められますし、そのときに考えようかなって!
確認した証拠として写真を撮るのがいいかな〜って思っていたのですが、それも写真がないと不安になるのは変わらないので根本的な解決にはならなさそうで…。
4月前半が本当にひどくて、ようやく落ち着いたと思っていたのですがここ1週間また症状がひどいです・・・。
もっと気楽に考えられるようになるといいですよね。
もう少し物事を前向きに考える努力と、運動とかも始めてみようかな〜って思ってます。
この前からYou Tubeで筋トレ始めてみたので頑張って続けてみます!
筋トレしてる人って前向きな人が多いっていう勝手なイメージがあるので笑